加速器(LLRF:高周波制御システム)
本件は2023年度中の運用開始に向け整備が進められている「軟X線向け高輝度3GeV級放射光源(次世代放射光施設)」内の設備となります。本施設は国内既存軟X線向け放射光施設の100倍の光源性能(太陽の10億倍の明るさ)を持ち、ナノレベルの微細な領域で物質の機能を可視化することができる巨大な顕微鏡です。
本システムは、軟X線領域に主眼を置いた次世代高輝度放射光施設の一部であり、荷電粒子を高周波電場で直線的に加速する線型加速器を安定的に動作させるための制御システムとなります。
※2023年度中の運用に向けて現在製作中です。

次世代放射光施設
ブロック概要

実績ブロックの機能概要

主要性能
- 最新のプラットフォームであるMicroTCA.4規格を使用
- 振幅・位相の精密制御
- 高精度のビーム位置測定
- RoF技術を用いた光タイミング伝送によるシステム同期制御