COMPANY会社案内

株式会社多摩川電子

株式会社多摩川電子は株式会社多摩川ホールディングスグループの一員として、通信・放送用機器および部品並びに電子応用機器の開発・設計・製造および販売を行う事業会社です。グループ会社の概要は多摩川ホールディングスのサイトでご覧になれます。

多摩川電子の3つの特徴

1国内でも数少ない「高周波無線技術のエキスパート」企業

当社は1968年の創業以来 一貫して高周波無線技術に基づく製品開発にこだわり、独自の技術を築き上げてきました。創業以来、培ってきたアナログ高周波技術に加え、光伝送、デジタル信号処理やFPGA等のデジタル技術、それらを組合せたシステムインテグレーションまで技術領域を日々拡大しております。また技術領域の拡大だけでは無く、最新の生産管理システムの導入とグローバルな生産対応により、QCDの面においてもお客様の声に幅広く対応しております。ますます発展していく通信・放送市場において、国内でも数少ない高周波無線技術のエキスパート企業として、当社の技術が人々の快適な生活に貢献できるよう先端技術の吸収に積極的にチャレンジしていきます。

2専門領域

パッシブコンポーネント(デバイス部門)

デバイス部門では、当社のコア・テクノロジーであるアナログ高周波技術を駆使して、高周波無線システム用パッシブコンポーネント(電源供給を必要としない受動部品)の開発・製造を行っております。減衰器、切替器、分配・合成器、共用器や各種フィルタなど、豊富なラインナップを揃えすべての製品においてお客様のニーズに応じたカスタマイズが可能であり、各種コンポーネントを組み合わせた複合コンポーネントの開発も行っております。


アクティブコンポーネント(システム部門)

システム部門ではアナログ高周波技術・光伝送技術・信号処理、ソフトウェア技術により、増幅器、発振器に代表される高周波無線システム用アクティブコンポーネント(電源供給を必要とする能動部品)から電気⇔光に変換するE/O、O/Eコンバータ、高速サンプリングが可能なデジタイザ等 広い技術領域から多種多様な製品を揃え、カスタマイズも柔軟に対応しております。また、それらをシステムアップした形で、より大規模な無線装置や試験装置の開発、製造も対応し、幅広い分野へ提供しております。

3最新設備や研究開発への積極的な投資

設計・生産設備

設計・生産設備

当社は日々進歩する幅広い技術領域とあらゆる生産条件に対応するため、常に最新設備への投資を積極的に行っています。その中には、市場に先駆けた素体開発用の真空蒸着装置(スパッタ装置)、3Dモデリングにより高集積、高多層設計を可能にする最新の基板設計CADシステム、試作から量産まで柔軟に対応できるマシニングセンタ(切削加工機)等多岐に渡ります。また生産設備においてもミリ波帯まで対応できる各種測定器や、光学製品専用の測定器も多数保有しており、量産対応製品においては自社で自動計測システムの構築も行っております。


研究開発

研究開発

当社は幅広い技術領域をさらに発展させるため、研究開発への投資も積極的に行っています。お客様の声に答えるべく各事業部において新製品の開発をするとともに、中長期的な視点から産学共同研究を進めるなど新技術の開拓にも積極的に取り組んでいます。また通信分野だけでは無い他分野の先端研究所にも当社が培った技術を提供し、高周波と光の新たな可能性を追い求めています。

会社概要

会社名株式会社多摩川電子
英訳名TAMAGAWA ELECTRONICS CO., LTD.
創業(設立)1968年11月
株式会社設立2007年10月
代表者代表取締役社長 小林 正憲
資本金310,000千円
事業内容通信用機器および部品並びに電子応用機器の製造及び販売
従業員数240人(連結)
主要取引銀行株式会社りそな銀行
株式会社三菱UFJ銀行
株式会社みずほ銀行
株式会社千葉興業銀行
株式会社神奈川銀行
役員代表取締役社長 小林 正憲
取締役 木村 力
取締役 鈴木 淳一
監査役 長濱 隆
 

組織図

組織図

沿革

1968年11月 東京都大田区に(有)多摩川電子を設立(資本金100万円)可変型減衰器を開発
1969年09月 同軸型固定減衰器及び終端器を開発
1970年05月 有限会社より株式会社へ組織変更
横浜市港北区に本社・工場を移転
1970年10月 測定器の校正業務を開始
1971年04月 同軸切替器を開発
1974年03月 PINダイオードを利用した減衰器、切替器を開発
1976年09月 無線通信用通差路シミュレータを開発
1977年04月 神奈川県高座郡綾瀬町(現綾瀬市)に本社工場を建設、移転
汎用信号発生器、搬送端局装置、通信衛星用フィルタを開発
1978年04月 チャネル・テストセット、折り返し試験器等を開発
1979年09月 ダイナミックSINAD.アンテナ試験器を開発
1980年04月 フィルタ部門を設置し、通信用炉波器の開発に着手
1981年04月 開発部を新設し、光通信用デバイスの開発に着手
品質の強化・均一化を図ることを目的として品質対策会議を設置
1981年10月 同軸切替器の実用新案登録
無線器テスターを開発
1983年06月 光電力計、光データリンク、2GHzプログラマブル減衰器を開発
1985年04月 事業拡大により新工場(綾瀬)を建設し、操業開始
光IDテスター、FET用RFバーイン装置を開発
1986年10月 構造設計の効率化のためにCADシステム導入
MIC技術による超高周波信号源を開発
1987年10月 関連会社㈱武川エレクトロニクスを設立し、化合物半導体の組立・試験の事業を開始
3GHzシンセサイザー、AOMドライバー等を開発
1988年10月 ノイズ負荷試験器、BS・CS準マイクロ波帯用デバイスコンポーネント、電話機試験器、TVチューナーテストシステムを開発
1989年04月 マイクロ波シミュレータ、マイクロ波送電モジュールを開発
1990年10月 レーダー監視システム、可変フィルターを開発
1991年09月 CAEシステムを導入し、設計品質の向上、設計作業の効率化を図る
神奈川県工業試験所と多機能セラミックスの開発に関し共同研究
マイクロ波帯用増幅器、カードカップラ、VCOを開発
1992年04月 日本信号㈱と共同で、航空機位置検出装置を開発
可変移相器、フェライト応用連続可変減衰器を開発
1994年10月 本社新社屋完成
1996年03月 ISO9001の認証取得
1997年04月 子会社㈱武川エレクトロニクスを吸収合併し、山梨事業所を設置
1998年04月 かながわ中小企業モデル工場指定
1999年08月 日本証券業協会に株式を店頭登録
2000年03月 26GHz加入者系無線LAN用のRFユニットを開発
2002年01月 山梨新工場完成
2004年02月 ISO14001認証取得
2005年02月 マイクロ波ヒューズを開発
2005年09月 山梨工場閉鎖
2005年12月 広帯域プログラマブルアッテネータを開発
2006年12月 2重縮退モードフィルタを開発、製品化
2007年04月 かながわ中小企業モデル工場指定更新
TDD通信用高電力スイッチを開発
2007年10月 会社分割により株式会社多摩川電子を新設
2012年07月 FET用RFバーイン装置に関する特許を取得(特許第5036059号)
2015年04月 ベトナムハノイ近郊にTMEV(子会社)を設立
2016年10月 光伝送・給電方式の広帯域電磁波計測装置にて第33回神奈川工業技術開発大賞「奨励賞」を受賞
2016年10月 日本空港無線サービス株式会社より開発・製造委託を受けた空港MCA用DASシステムが、成田国際空港で運用開始
2016年11月 次世代気象観測装置に使用されるサブシステムを株式会社東芝より受注
2019年3月 TMEV(子会社)がベトナムにホーチミン事務所を開設
2020年3月 次世代放射光施設の線型加速器用低電力高周波回路及びビームモニタ回路システムの製作を国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構より一般競争入札で落札

アクセスマップ(本社工場)

〒252-1113 神奈川県綾瀬市上土棚中3-11-23
TEL.0467-76-2291(代表)
営業部 TEL.0467-76-2293(直)FAX.0467-70-4390

  • 電車でご来社の場合

    小田急江ノ島線長後駅西口下車
    神奈中バス③番線乗り場のバスに乗車し、
    2つ目の「並塚」バス停下車、徒歩3分

  • お車でご来社の場合

    正面玄関横にお客様用駐車場がございます

TMEV(子会社)

  • TMEV
  • TMEV
Company NameTAMAGAWA ELECTRONICS VIETNAM CO., LTD.
EstablishmentApril 10,2015
Head OfficeRF No.7A, Plot No.H-1, Thang Long Industrial Park II,
Di Su Ward, My Hao Town, Hung Yen Province, Vietnam
Capital520,000 US$
Web Sitehttp://tmev.com.vn/

TMEVの品質紹介
TMEVの品質紹介