CASE宇宙・衛星関連(人工衛星)

衛星搭載用送受信器

本製品は人工衛星に搭載されるレーダー用送受信器です。

衛星搭載用送受信器

ブロック概要

衛星搭載用送受信器

衛星搭載用送受信器

実績ブロックの機能

  • ≪RFブロック≫
    外部から入力した信号をダウンコンバートしてデジタルブロックへ出力します。デジタルブロックより制御されたDDSから変調波形(トーンパルスやチャープパルス等)をIF信号として出力し、これを逓倍して外部に送信RF信号として出力します。送信・受信系共にレベルを調整するための可変ATTも具備しています。生成したクロック信号をデジタルブロックに出力します。
  • ≪デジタルブロック≫
    デジタルブロックはRFブロックから入力したクロックを元に動作します。デジタルブロックの受信系は、RF部から入力したIF信号を高速A/D変換し、これをデジタル信号処理し外部装置に出力します。 デジタルブロックの送信系はRFブロックのDDSを制御する機能を有します。 FPGAの信号処理機能はお客様のご用途に応じてカスタマイズ可能です。

主要性能(実績品の代表例)

  • 周波数帯:X帯
  • 概略寸法:200×200×110(mm)

民生部品を多用することにより、従来品と比べ大幅に価格を下げ、安価に製造することが可能です。

民生部品を使用しておりますが、熱真空試験と振動試験、及び衝撃試験等の環境試験を実施することにより、宇宙環境における正常動作の確認を行っております。