CASE官公庁(シミュレータ)

模擬目標発生装置

レーダーは、自ら電波(マイクロ波)を発射し、その反射波を捉えることにより、目標を捉えることができます。本システムは、目標信号およびECMを生成、パルス波を出力し、擬似的に反射波を作り出すことができる装置です。

模擬目標発生装置

ブロック概要

実績ブロックの機能

  • 制御カードからの制御信号を受信し、タイミングを合わせてRFパルス信号を出力
  • 目標1、2にMCL、SCL、ECM信号を合成して出力
  • 信号出力は、DDSおよび減衰器により周波数、電力および距離を可変させることが可能
  • ステータス信号を制御カードへ出力
ブロック概要イメージ

 

主要性能

  • 使用周波数範囲: X帯またはKu帯
  • 出力電力: +10dBm
  • 減衰器設定範囲: 0~120dB(1dB Step)
  • 減衰量設定確度: ±1.5dB以内
  • パルス幅: 0.30μs~2.00μs
  • パルスON/OFF比: 80dB以上
  • ドップラ周波数設定範囲: ±2MHz

 

チャープ波形、減衰量誤差

(左)チャープ波形、 (右)減衰量誤差