成長拡大路線にあるマーケットで独自性・希少性を武器に飛躍を目指します

成長拡大路線にあるマーケットで
独自性・希少性を武器に飛躍を目指します

代表取締役社長 

世間では希少になった高度なアナログ・高周波技術で高度化を続けるニーズに対応し、信頼を獲得

希少になった高度なアナログ・高周波技術を駆使して
コア事業に注力することがSDGsへの貢献にもつながる

動画コンテンツの大容量化・高速化に代表される通り、通信・放送分野は、デジタル技術とともに劇的な進化を遂げています。近年では、業界を問わず多くの企業・団体で、デジタルトランスフォーメーションが喫緊の課題になっていますし、電子マネー決済など、社会生活にもどんどんデジタル技術が採り入れられています。そして、デジタル技術を駆使するうえではネットワークインフラが不可欠です。私たち多摩川電子は、約半世紀にわたり、通信・放送用機器の開発・製造・販売に従事し続けています。つまり、私たちを取り巻く事業環境は、今後もニーズの拡大局面にあるのです。
このような中で、私たちの競争力の源泉となっているのは、創業以来培ってきた高度なアナログ・高周波技術です。自然界に存在する信号はすべてアナログなので、世間のデジタル化がどんなに進んでも、電波の送受信にはアナログ・高周波技術が不可欠です。そして、デジタルの技術者養成に3年かかるなら、アナログの場合は3倍以上の10年を要すると言われています。デジタル化の波によって、アナログ技術者を育成する企業が減少の一途をたどってきた中、多摩川電子は大規模な通信・放送システムをワンストップで提案できる希少価値技術を有し続けています。このため、多くの社会インフラに自社製品を納入し、その実績をもって高い評価を寄せていただいているのです。また、多摩川電子が手がける事業の大半は人々の安心・安全を実現する公共性の高いインフラ整備に直結していますから、私たちがコア事業に注力すれば、おのずとSDGsへの貢献にもつながるのです。

新たなビジネスの可能性にも感度を高くして将来に向けた投資や開発にも果敢に乗り出す

新たなビジネスの可能性にも感度を高くして
将来に向けた投資や開発にも果敢に乗り出す

先述の通り、多摩川電子の製品は各納入先で高い評価を得ていますが、私たちは既存のビジネス領域だけでなく、新たなビジネス領域にも目を向け、有望な事業分野には積極的に乗り出しています。
例えば、最近になって本格運用がはじまった移動通信システムの5Gについては、ベトナム子会社による低価格・高品質なコンポートネントの供給体制を整え、今後のニーズ拡大に対応していく所存です。次世代の6Gでは、より高度な技術が求められることが予測されるため、既に数年前から設備投資・技術開発に着手し、時代の変遷にタイムリーに対応できる準備を進めているところです。また、近年では民間企業の参入や技術革新により、数多くの衛星を打ち上げ、運用することが可能になっています。そこで、大手メーカーとタイアップし、衛星に搭載する通信機器も開発中です。
これまでは、営業担当が収集してきた情報をもとに、経営陣が事業化を検討するというスタイルでしたが、いずれは経営企画セクションを新設し、よりスピーディに独自路線を築いていける体制を整備したいと考えています。

高度な情報通信技術で社会に貢献していくこの理念に共鳴していただける方は大歓迎

高度な情報通信技術で社会に貢献していく
この理念に共鳴していただける方は大歓迎

多摩川電子は、公共性の高いインフラを対象に高度な技術力で対応することで成長を遂げてきました。この成長を支えているのは、従業員個々のたゆまぬ自己研鑽やチャレンジ精神、そして不具合製品を世に送り出してはならないという強固な信念です。当社では、若手のうちから責任・やりがいともに大きな職務を任せる方針ですが、そのぶん、難しい局面に対峙することも少なくないと思います。半面、情報通信技術の提供を通じて社会貢献につなげるという理念に共感していただける方には、ぞんぶんに醍醐味や手ごたえを感じていただける環境が整っているとお約束します。高みを目指して自ら考え動けるような方には、ぜひ門をたたいていただきたいですね。