NEWSお知らせ

次世代気象観測装置に利用されるサブシステムの受注に関するお知らせ

2016.11.01

当社は、公共・社会インフラ分野での受注強化に努めてまいりました。その成果として次世代気象観測装置に使用されるサブシステムを株式会社東芝様よりこの度、受注したことをお知らせいたします。

当該装置は国家プロジェクトである、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)における、「レジリエント*な防災・減災機能の強化」の研究開発項目のひとつである、「豪雨・竜巻予測技術の研究開発」に基づくものであります。

*レジリエント(resilient)とは、はね返り、とび返り、弾力、弾性、回復力という意味ですが、昨今では急激な気候変化による自然災害等に対する社会の回復力や耐性という意味でも使われており、そういった回復等の仕組みが備わったレジリエントな街づくりの構築に向けて注目されております。

【本プロジェクトの取組概要】

1)背 景
平成26年8月豪雨における広島での被害や、平成27年9月関東・東北豪雨による鬼怒川流域での被害、さらには各都市で頻発しているゲリラ豪雨による被害など、極端気象による水・土砂災害が昨今激化しており、首都圏を始めとする大規模水害の襲来が必至とされる今、「レジリエントな社会構築」が急務とされている。

2)目 的
豪雨・竜巻などの事前予測によって極端気象にともなう災害からわが国を護りきり、国民の安全・安心と、わが国の国際プレゼンス・産業力を確保する。

なお、本プロジェクトの成果は、オリンピック・パラリンピックの運営にも活用される予定です。