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(地独)神奈川県立産業技術総合研究所公募の平成29年度事業化促進研究採択に関するご報告

2017.07.20

このたび地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所が公募した事業化促進研究におきまして、当社の『次世代電磁環境適合性(EMC)試験に適用可能な光伝送システムの開発』が採択されましたので、ご報告いたします。

 

(地独)神奈川県立産業技術総合研究所が平成29年4~5月に公募した事業化促進研究において、当社の『次世代電磁環境適合性(EMC)試験に適用可能な光伝送システムの開発』が採択されました。本研究は青山学院大学の電磁波評価技術と(地独)神奈川県立産業技術総合研究所のEMC試験技術を利用し次世代EMC試験に適用可能なRoF(光無線)システムの改良研究を行うものです。

自動車産業では、コネクティッドカーや自動運転技術、ワイヤレス充電など、電気・電子化が急速に進んでおり、安全性を確保する上で高精度なEMC計測が今後重要になってくると考えられます。
RoFシステムは、光ファイバーの高絶縁性や広帯域低損失といった特徴を活かし、高精度なEMC計測を実現する有用な技術であり、当社はEMC計測に関する計測手法の構築や性能向上に向け取り組んで参ります。

 

※EMC(Electro Magnetic Compatibility;電磁耐性)とは、電子機器から発する電磁波が他の電子機器に影響を与えず、また他の電子機器からの電磁波によって誤動作しない耐性のことを意味します。