未来を支え、未来を動かす頭の中にあるものが現実になる喜び。お客さまから信頼を得るやりがい。

技術部
2019年入社 | 理工学研究科 電子情報学専攻修了

高度で繊細な技術を要する電気回路を設計
社会に不可欠なネットワークインフラを支える

ONE DAY SCHEDULE

08:30
出社。メールをチェックして、優先度に応じて対応。その後、製品設計のスケジュール表を確認

09:00
回路図の製図や部品選定、ソフトウェアを使ったシミュレーションなど、設計実務に専念

11:00
設計業務にあたっていて気になった点を上司に相談

12:00
昼休み

13:00
チームミーティング。メンバーで担当業務の進捗状況を共有し、困りごとがあれば助け合う

14:00
お客様や商社、部品メーカーなど、社外の関係者と情報交換

16:00
他チームに依頼した設計や他部門に依頼した業務の進捗状況を確認

17:00
スケジュール表を更新し、翌日にこなすべき業務を整理

17:30
退社

社員の確固たる自信と真摯な姿勢に感銘を受けこの会社で知見を活かし伸ばしたいと思った
CHAPTER 01

社員の確固たる自信と真摯な姿勢に感銘を受け
この会社で知見を活かし伸ばしたいと思った

私は、大学で電子工学と通信工学を専攻していました。さらに知見を深めたいと思って進んだ大学院では、携帯電話の基地局で使われる通信機器のうち、電波の混信を防止するフィルタの研究に従事していました。そして、大学院在学中の研究活動の一環として、ある展示会に参加した際に、多摩川電子と出会ったのです。自身の研究テーマに近い高周波分野で事業を展開していること、長年積み上げた実績を通じて高度な技術力を蓄積していることを知り、興味を抱きました。社員の方に接してみると、高周波分野のプロ集団として確固たる自信を抱いていらっしゃり、新たな技術には真摯に取り組もうとする姿勢がひしひしと伝わってきて、「私もこのようなエンジニアになりたい」と感銘を受けました。今まで学んできたことを最大限に活かしつつ、さらなる成長を目指すには最適な環境・社風だと確信できたので、多摩川電子への入社を決意しました。

繊細なミリ波を扱うには高精度な設計が不可欠多様な選択肢から最適な道を追求する時間が楽しい
CHAPTER 02

繊細なミリ波を扱うには高精度な設計が不可欠
多様な選択肢から最適な道を追求する時間が楽しい

現在は「ミリ波」と呼ばれる高周波数の電波を使用する通信機器の電気回路を対象に、設計開発業務に従事しています。仕様の考案から部品選定、電気回路や構造の設計、試作評価まで、一連の関連業務を担当しています。ミリ波のような高周波の電波を扱う場合、回路設計や構造設計の精度に細心の注意を払っていないと、想定した動作が実現しません。また、これまでに関わったことがない分野の知識も採り入れる必要があるので、社外の有識者に教えを乞うなどの努力も欠かせません。ハードルは高いですが、そのぶん、成果を形にできたときの喜びも大きいですよ。また、設計開発の面白さは、製品構成の正解が一つだけではない点にあると思っています。サイズやコストなどの要件を満たせるアイデアが広がっていく中、試行錯誤する時間がとても楽しいんですね。試してみたいことが増えるほど勉強が必要になりますが、そのぶん成長できるので、高いモチベーションで職務に臨めています。

難易度の高い要件でも応えられる開発力を身に付け社会貢献に直結する大型プロジェクトも担いたい
CHAPTER 03

難易度の高い要件でも応えられる開発力を身に付け
社会貢献に直結する大型プロジェクトも担いたい

当面は、現在の担当職務を通じて知識や技術を強化し、難易度の高い要件でもクリアできるような製品開発力を身に着けたいと思っています。電波を活用したネットワークは、経済活動や社会生活など、あらゆる場面で活用されています。そして、情報伝送を高速化・大容量化していくためには、高い周波数帯の無線技術が不可欠です。その重要性は、今後ますます高まっていくでしょう。世の中の情勢やトレンド、最新技術にアンテナを張り巡らせることで、多摩川電子が提供すべき新たな価値を見出し、その実現のために持てる知識・技術を投入する――私が思い描く、自身のあるべき姿です。現在のステージで地力を高めたうえで、いずれは大きな開発プロジェクトを担い、社会に貢献できるようになりたいですね。自身が好きな分野に全力を注いで社内に貢献できるのは、とても幸せなこと。同じ志を持った仲間を増やして、一緒に取り組んでいきたいと思っています。

WORK CORRELATION DIAGRAM

interview CORRELATION DIAGRAM